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町衆に守護されてきたお堂とその周辺(その10)
(注記は、村雀 渉さんです)
photo 074 妙心寺派の禅刹、玉蔵院の駐車場入り口のお堂は掲示はないのですが、板塔婆の朱印の梵字が「カ」なので地蔵菩薩でしょう。
(右下 左側:板塔婆の朱印(梵字が「カ」だそうです) 右側:梵字の「カ」だそうです。 O.I )
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photo 075
photo 074の内部です。化粧地蔵のアップは格子のすきまからレンズを押し込んで撮影、格子が細かいとだめです。
午後から「長い秋雨」の予報で、しばらく出られないかも知れないと、市バス丸太町御前通停留所の北を見てきました。
photo 076 京都には少ない曹洞宗の寺院、導故寺というのがあり、その南に大日堂。
photo 077 北に「西上野町緊急避難地案内」入りの地蔵堂がありました。
photo 078 導故寺の掲示板に悪疫退散の妖怪「アマビエ(アマビコ、天彦)」のポスターがありました。
(この掲示板のガラス面に、撮影している村雀さんが、写り込んでいます O.I )
photo 079 その東、コズモトゥディという総合ビル前に自販機(左側の赤い箱)とならんだ地蔵堂。
天気予報が雨から曇りになったので西ノ京円町付近を散歩。
photo 080 鹿垣町西町の公園に一つ。市の経営する公園内に宗教施設では政教分離に抵触しないかと気になりますが、京都ではけっこう類例があります。府立植物園内に下賀茂神社の末社があり、賽銭の帰属、社殿の管理は下賀茂神社、という土地です。
photo 081 妙心寺末寺の法輪寺は「起き上がり達磨」のお堂があるので有名ですが、門の横に錫杖と宝珠をもつ延命地蔵らしい仏像を祀る小堂がありました。
photo 082 「起き上がり達磨」のお堂。
(「水月の道場に挫(正しくは坐)け、空過(正しくは華)の萬行を修す」のは「七転八倒」の尊き人生、と読みそうになる、不埒な O.I )
photo 083 すこし離れた大宮町にもひとつ。
本日の最高気温27.9度とのことで、ようやく秋めいてきました。
photo 084 西ノ京円町の南を歩きましたが一件だけでした。紙屋川東岸に「吉川大明神」の石碑と鳥居があり、その前に地蔵堂です。吉川大明神は愛知県大府市の「吉川(よしかわ)稲荷大明神」の分社でしょう。
photo 085 「吉川大明神」に添うようにある地蔵堂